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チラシの裏系ブログ

一流企業に入りたいなら、難関大学を目指すべき?

 

就職活動をしていると社会に対して次々と不満が出てくる。

 

「学生時代頑張ったことは?」

「あなたの強みは何ですか?」

「弊社を志望した理由は?」

 

就活を経験した人なら必ずこのような質問を聞かれただろう。

こんなことを聞いたところで何になるのか。

それが会社に入って役に立つのか。

大体皆ウソばっかりじゃないか。

多くの人が社会の理不尽さというものを憎む時ではないだろうか。

 

学生は何に力を入れたのか。

「TOEIC900点」だとか「natureに論文が掲載された」という経歴を誰しもが持つわけではない。したがって普通の大学生が頑張ったことはアルバイト、サークル、ゼミの大体3つになる。当然「居酒屋で働いてました!」だけでは落ちる。故に話を盛る。

「売り上げを120%伸ばしました!」

「私の提案した○○という方法が採用されました!」

キラキラした笑顔で平気で嘘をつくようになる。

 

ただ企業の側は、このような異常な経験というよりむしろ、その時どう行動したか、なぜそうしたか、それを伝えることを求めているようだ。

これを考えるのが自己分析と呼ばれるものだ。

 

 

志望理由は大変難しい。

なぜならほとんどの学生は年収と地位、激務かどうかに大きな関心があり、事業内容や理念などは二の次、三の次だからだ。必死になって仕事のやりがいだとか人間的に成長したいだとか、うすら寒い文句を並べてもむなしいだけ。中には説明会に来ていた社員の感じが良かったからなんていう失笑ものの理由もある。しかし、実はこれ金融業界、特にメガバンクの社員の多くが口にしている志望理由である。もちろん理由はこれだけではないだろうが、大真面目にこんなことを言ってしまう程、会社の志望理由というのはガバガバなのだ。中学生、高校生の時の自分が見たらなんと言うだろうか。まさか自分が就職する会社をこんな風に決めているとは思わないだろう。

 

一流企業に入社したい中高生にアドバイスするとしたら、難関大学に入ることをお勧めする。やっぱり学歴がものをいうことは、就活の際に痛いほど実感するだろう。具体例を挙げると、リクルーター面談というものがある。企業が優秀な学生に対して非公式に面談を行うというものである。面談の場所はホテルのレストランなど、あまり堅苦しい印象ではない。しかしこれは事実上の面接であり、志望理由などもガッツリ聞かれる。これを通過すれば内定をもらえる。当然応募者全員に面談を行う余裕はないので、高学歴だけに限定される。Fランはこのリク面という制度自体利用できないイコール不採用なのだ。他にも有名企業の面接で居合わせた学生は皆有名大であるということも珍しくない。このように学歴差別は多く存在する。大学の就職実績を見ればわかることだが、聞いたこともない大学の学生はやはり聞いたことがない会社に就職するものだ。

ただ、注意してほしいのは高学歴全員が有名企業に内定できるわけではない。難関大学と言われる大学でも、大手に就職できるのは実は一部である。また逆も然りで、低学歴でも逆転のチャンスは十分ある。(高学歴に比べ、圧倒的に不利であることは否めないが)

 

では無事大学に入ったらどうするか。

やはり何かひとつでいいからこれは頑張ったといえる経験をつくることである。部活でもいいし、バイトでもいいし、留学でもいい。

 

↑というようなアドバイスをされても、いまいちよくわからないですよね。僕も就活中ですがわかりません。ただ、就活とは人生において、大学受験よりもはるかに重要な節目であることは伝えたいです。僕のおすすめは体育会系の部活に入ることですかね。体育会系は就活で企業からモテます。

 

以上は文系の就職の話。理系は別かもしれません。

 

 

※リクルーター制をとるかどうかは企業により様々で、金融業界や有名メーカー、インフラ業界にはリク面を行う企業が多い傾向にある。