すべては情弱向け
この社会には情報媒体というものが数多くある。
雑誌、新書、テレビ、新聞、チラシのような現実世界にあるものから
HP、ネット広告、メール、ブログのようにインターネットの世界に存在するものまで
これらは当然何かの情報を伝えるために書かれている。
政治家の汚職事件、芸能人のどうでもいいスキャンダル、悲惨な大災害についての記事
あるときは火曜日は卵1パック100円、新生活に役立つグッズ、ネット収入を得るためのハウツーを教えてくれることもある
情報とは、情報を持つ者が持たざる者へ与えるものである。
完全な上下関係。情強と情弱の違いはここにある。
全ての情報媒体は情弱に向けての上から目線の記事であるといえる。
当然、情報は与える側が恣意的に改変することも可能だ。
全く嘘の情報、多少の変更を施した情報、正しいそのままの情報が玉石混交している。
こういった情報を情弱側が閲覧する際は、ひろゆきが言っていたように、嘘を嘘であると見抜ける注意が必要だ。
だが、それは無理だろうと思う。
情弱がこれはデマだと判断するのは何か根拠となる「証拠」を見つけた時であろう。
だがその証拠も結局は情強によって作り出されたものにすぎない。
商品紹介を伴うハウツー記事ははてなブログにもあふれている。
それらは確かに面白いし、ためになることも多い。
それがアフィリエイト報酬を得るために書かれた記事であることがわかっていたとしても、その真偽を確かめるのは大変難しい。
僕を含め、情弱は情強の作り出す記事に惑わされながら、自分の懐を痛めて実地検証していくほかないのかもしれない。
以上、巷で有名な、高額の脱毛機器を買う際に思ったこと。
またこの考えでいけば、このブログは情弱と自負する僕から、更なる情弱に向けた記事ということになる。